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皆さんこんにちは!

京都市北区にあります MORIピッチングラボ 代表の森です。

 

今回も野球のピッチングにおけるヒントやコツになることをお伝えします。

 

今回のテーマはピッチャーに必要な筋肉とそのトレーニング方法です。

 

 

ピッチングに必要な下半身の筋肉

 

投球動作においてお尻とハムストリングス(太ももの裏)はとてもよく使います。

 

特にプロやレベルの高い選手の投球動作で、どういう筋肉を使っているのかを計測したデータを見ても、お尻やハムストリングスをよく使っているのがわかります。

 

 

この筋肉はどんな場面で使われるのか?

 

お尻の筋肉とハムストリングスを使っているシーンというのは大きく分けて2つあります。

 

1つ目は足を上げてから前足を着地する時の軸足です。

 

いわゆる軸足で「タメ」を作る時にこれらの筋肉が働いています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

体重移動していくときの股関節の使い方がうまくできているとこれらの筋肉をしっかり使うことができます。

 

 

逆に、パフォーマンスが悪かったり、レベルが高くない人の動作を分析すると「太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)」を沢山使っていることがわかります。

 

体重移動していくときに軸足の膝が早く投球方向に向いたり、軸足の膝が自分のつま先よりも前に出るような動作になってしまうと、(つまり体の開きが早くなると)太ももの前の筋肉が沢山使われてしまいます。

 

 

2つ目は踏み出し足です。

 

踏み出し足が接地した瞬間にお尻とハムストリングスが働いています。

 

この太ももの後ろの筋肉がしっかり働くことで、踏み出した足のブレーキを踏むことができます。

 

これも膝が前に抜けてしまったり、投げる瞬間に体が沈み込んでしまう、もしくは上体が突っ込んでしまうような選手ほど、太ももの前の筋肉をよく使っています。

 

当然太ももの前の筋肉も使います。

 

しかし、それ以上にお尻やハムストリングスを使うことが大切です。

 

昔からよく言われる「いいピッチャーはお尻が大きい」というのも、あながち間違いではないのかもしれません。

 

筋肉を大きくしすぎる必要はないですが、外の筋肉をうまく使えているかどうかが大切なので、お尻やハムストリングスを使うトレーニングをお勧めします。

 

 

お尻の筋肉やハムストリングスを使うのに必要なトレーニングとは?

 

ポイントは股関節の使い方です。股関節を意識して行うスクワットの動作が効果的なんです。

 

股関節に体重を乗せて股関節に体重をはめ込んでいくような感じで重心を乗せていくようにスクワットをしてみて下さい。

 

軽く足を開いて股関節に手を挟み込むようなイメージでスクワットをしていきます。

 

 

 

 

 

 

この形を作ると、しっかり股関節がはまって股関節にグッと力が入り込むような感覚をつかむことができます。

 

この動作を取ると、身体は安定し、前後左右から押されてもしっかり耐えることができます。

 

ポイントは膝がつま先より前に出ない、体は前傾しすぎず、起こした状態でお尻を突き出すイメージでしゃがみます。

 

次に股関節をうまくはめ込む状態を作り、頭の位置を変えずに左右に移動します。

 

 

 

 

 

 

これがそのままバッティングの股関節の使い方、ピッチングの股関節の使い方になってきます。

 

注意点は頭を上下させないこと、左右に体重移動するときも膝が前に出すぎずにしっかり股関節にはまっている感覚を持つということです。

 

こういった使い方を練習していただくと、お尻の筋肉や太ももの後ろの筋肉を使えるようになってきます。

 

当然スクワット動作なので太ももの筋肉を使っていますので、疲れてきてしまうんですが

うまくできていないスクワットに比べればしっかりとお尻やハムストリングスを使えると思います。

 

まとめ

 

今回は、ピッチャーに必要な下半身の筋肉はどこなのかということとそのトレーニング方法をお伝えしました。

 

当然バッティングにも生かすことのできる体の使い方ですので、ピッチャーでもバッターでもぜひお試しいただければと思います。

 

動画では更にわかりやすくご紹介していますのでぜひご覧ください!

 

 

 


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