皆さんこんにちは。
京都市北区 円町近くにあります もり鍼灸整骨院 院長の森です。
今回も野球のピッチングにおけるヒントやコツをお伝えします。
野球肘でお悩みの方は、沢山いらっしゃると思います。
肘の内側が痛い、外側が痛い、後ろ側が痛いなど痛い箇所は様々です。
肘の痛みの原因は様々ですが、その中の一つに「肘のねじれ」があります。
良くない投球フォームを繰り返すことで、肘がねじれてスムーズな肘の動きが出来なくなってしまいます。
野球肘の原因の一つ、「肘のねじれ」
「肘のねじれ」に繋がる投球フォーム
いわゆる「担ぎ投げ」のようなものです。
担ぎ投げとは、ボールを投げる前から投げ終わった後まで、ずっと手のひらが正面を向いている状態です。
柔道の「担ぎ投げ」をイメージしてもらうとわかりやすいと思います。
この投げ方では、スムーズな肘の動きが出来ません。
理想的な投球フォーム
肘のスムーズな動きができる、理想的な体の使い方とは、
肘を前に出していくときに手のひらが自分の方を向き、
リリースに向けて肘を伸ばしていくときにだんだんと手のひらが外を向いていく、これが理想です。
こういう使い方ができていると、肘がねじれるストレスはかかりません。
これは、体温計を振るような動きと似ています。
※現代の電子タイプの体温計は振りませんが…
正しい肘の使い方を身に付け野球肘を予防しよう!
理想的な投球フォームを作るためのストレッチをご紹介します。
1つ目のストレッチ
まず、片方の手を手のひらを下に向けて前に出します。
下に向いている手のひらが外側に向くように回します。
このとき、肩甲骨から一緒に前に出す意識で行いましょう。
※肩があがらないように注意しましょう。
伸ばしていくと、肘から手までがピリピリしてきたり、伸ばされている感じがあると思いますがそれでOKです。
なるべく手を遠くに、体がぶれないように10秒ほど伸ばします。そしてゆっくり戻します。
2つ目のストレッチ
手のひらを上に向けて、腕を外側、肩から一直線のところに開きます。
手のひらをさらに後ろ側へひねります。
横から見ると下の写真のような感じです。
その状態のまま、後ろへ引けるところまで引いていきます。
正しく動かせていたら、あまり引けないものです。
写真のようにかなり後ろへ引けてしまっている時は、
腕が下がっていないか、ひねりが緩んでいないかなど確認してみて下さい。
この状態で、10秒キープします。
いかがでしたか?
今日ご紹介した前と横でねじる動き。これが投球に必要な動きです。
この動きが悪い選手は、担ぎ投げとなり、肘の痛みに繋がってしまいます。
これらのストレッチをすることで肘の正しい使い方を身に付けましょう!
野球肘や、肘のねじれでお悩みの方にお役立ちできたらと思います。
動画では実際にストレッチを行いながら解説していますので、とても分かりやすいです。
是非こちらからご覧になって、参考になさって下さい。
本日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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