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みなさんこんにちは。

 

京都市北区にあります MORIピッチングラボ代表の 森洋人です。

 

今回は前回に引き続き、内司和彦先生にお話をお伺いします。

 

前回は「体が使いやすくなるセルフ調整法」についてその概要を解説いただきました。

 

体の絶対的な法則ですのでこの理論をしっかりと理解して活かすことができれば、パフォーマンスの向上や怪我の予防になることは間違いありません。

 

前回の記事をご覧になっていない方はこちらを先にご覧ください。

 

一瞬で驚くほど体が整いました。「体が使いやすくなる」セルフ調整法

 

 

森)前回「体が使いやすくなるセルフ調整法」についてお話を伺いましたが、今回は「今と昔では本質的に違う斎藤佑樹投手の投球フォーム」について解説していただきたいと思います。よろしくお願いします。

 

 

内司)よろしくお願いします。

 

斎藤佑樹選手の最近の傾向と力を発揮できる投げ方

 

 

内司)齋藤選手は体を縮めてから投げていましたよね?

 

齋藤選手はズバリ、縮み族です。

 

なので縮める方向に力を入れた方が球が走るんですよね。

 

ですが齋藤選手の最近の投げ方は、伸ばす方向に意識を向けているために球が走らなくなってきています。

 

 

森)写真で見比べると分かりやすいですね。

 

(画像出典「Going! Sports&News」)

 

 

昔は縮みながら投げていたので、重心が低いことが分かります。

 

最近では伸びながら投げているので、重心が高くなっています。

 

 

内司)そうですね。

 

それに齋藤選手は右が横巻きなので、横から投げた方が力が入ります。

 

ですが結構オーバースローで投げているので力が入らないと思います。

 

この観点から齋藤選手がプロに入ってから結果を出せていない理由の1つだと考えています。

 

高校時代は体の声に従って投げていたはずです。

 

そしてプロに入ってから色々な指導があったり、自分でこうした方が良くなると考えたり、自分の力を発揮できない投げ方になってしまったと考えます。

 

結果的に球が走らなくなったり、ケガをしやすくなったりしたのではないでしょうか。

 

 

森)なるほど。

 

「伸び族縮み族」「縦巻き横巻き理論」という考え方を持つだけでも良い方向に変わるかもしれませんね。

 

 

内司)そうですね。

 

この考えだと腑に落ちることも多いと思います。

 

 

森)今回も良いお話が聞けました。ありがとうございました!

 

ぜひこのブログをご覧の皆様も参考にしてみてください。

 

役立てていただけますと嬉しいです。

 

このブログの内容はYouTubeでもご覧になれます。ぜひご覧ください。

 

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