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皆さんこんにちは!

京都市北区にあります MORIピッチングラボ 代表の森です。

 

今回もピッチングにおけるヒントやコツになることをお伝えしていきます。

 

今回のテーマは球速・コントロールアップのための股関節柔軟メソッドです!

 

股関節の柔軟性はピッチングにおいて最も大切だといっても過言ではありません。

 

なぜ股関節の柔軟性が球速やコントロールに関係するの?

 

股関節の柔軟性が高くなることで、タメを作る時間が長くなります。

 

タメを作ることができるとエネルギーを大きく作ることができるのでその分球速が上がります。

 

また柔軟性がないと、足を上げたときや踏ん張った時に体がグラグラになってしまい、リリースポイントが安定しないのコントロールが悪くなっていします。

 

具体的にどんな柔軟性が大切?

 

1、股関節の開脚の柔軟性
2、股関節の内旋という柔軟性

 

この二つの柔軟性が重要な理由

 

1、股関節の開脚の柔軟性

足を上げて踏み出す動作、その踏み出した時に股関節を開くわけですね。

 

 

この時に十分に股関節を開くことができなくなると、ステップ幅が狭くなり、上半身と下半身の連動が上手くいかず手投げになってしまいます。

股関節が硬い人は、ステップ幅を広くしようとすると体が早く投球方向に向いてしまう。

だから股関節の開脚の柔軟性はとても大切なんです。

 

2、股関節の内旋の柔軟性

股関節の内旋というのは、写真のように足を上げたときに股関節が内に回り足が倒れることです。

股関節が硬いとこの動きが十分に引き出せません。

股関節の内旋で足を引き上げることができないと軸足は不安定になり、コントロールが悪くなります。

踏み出した足に体重を乗せる時も股関節の内旋を使っています。

股関節が硬いと十分に踏み出した足に体重をかけることができず軸足が外に曲がったり、膝が前に抜けてしまったり、上半身のひねりが不足してしまいます。

つまり、身体の早い開きに繋がったり、パワーを十分に伝えることができなくなってしまいます。

 

どんなストレッチをすればよいのか

開脚ストレッチの手順

1、座った状態で一度開脚の体勢になり片方の脚のひざを曲げます。体はまっすぐに保ってください。

2、のばしている方の足のつま先をタッチします。やわらかい方はつま先を完全につかんでその方向に体を倒します。

追加で出来る方はその上に向けているつま先(外旋)を前に倒して(内旋)戻すという、内旋の動きを取り入れたストレッチもやってみて下さい。

3、10~20秒キープしたら反対も同じことをします。

4、今度はそれぞれの足の裏を合わせて猫背にならないよう骨盤を立てて少しお辞儀をするように前に倒していきます。

5、この時に足の付け根が伸びるのを感じて下さい。

6、最後に開脚をします。両足をできるだけ開きます。つま先は天井を向けておいてください。

骨盤は丸まらず、起こしておいてください。

7、前に倒していきます。肘が床につくのが目標です。ピッチャーは特に頑張ってみて下さいね!

 

2の後半の外旋から内旋に動かすストレッチもとても重要で、ステップした時は股関節は外旋しています。それをボールを投げる時に内旋に変えていくんです。それと同じ動きをストレッチでもしているんですね。

股関節が硬いと、ステップした後ろ脚が内旋するのに従って前の脚は外旋していってしまいねじりの動作ができません。体が開く原因にもなりますね。このねじりは強いエネルギーを生むことができます。

股関節の内旋ストレッチ

1、座った状態で足を三角にします。(体育の三角座りのような状態)

2、片方の脚のひざを内に倒します。膝の角度は90度目安です。

3、もう片方の脚を倒した足の上からひっかけます。その状態で膝を内に倒します。

4、上の足の重みで下にある膝を地面に近づけていきます。

5、下にしている足側の腰やお尻は地面から大きく浮き上がらないように気を付けて下さい。

 

 

 

踏み出した足に体重をかける股関節の内旋のストレッチ

1、両足前に伸ばして座り片方の脚を膝を曲げてクロスさせます。

2、伸ばしている方の脚は体の正面より内側にします。更に少しつま先を内に向けておいてください。

体、骨盤はそちらについていかないよう正面に向けておいてください。

3、クロスして膝を立てている方の脚と同じ手で、立てている膝より内側を通って伸ばしている足の指先をタッチします。

4、前屈をした状態で股関節の内旋もすることで、踏み出した足に体重をかける時と同じような状態を作り、柔軟性を高めていくことができます。

 

まとめ

 

股関節の柔軟性の大切さについてはご理解いただけたかと思います。

 

どうしても股関節が硬くて柔軟しても上手くいかないという意見もすごく沢山いただくんですが、ストレッチを続けると必ず体はやわらかくなりますので、続けることが大切です。

 

是非本気でピッチャー、野球をやりたい方は基礎的な部分は早くクリアしていただいて次の段階に進んでくださいね!

 

動画ではより分かりやすくご紹介していますので、ぜひご覧になってください。

 


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