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皆さんこんにちは!

 

 

 

京都市北区 円町近くにあります MORIピッチングラボ 代表の森です。

 

 

 

今回も野球のピッチングにおけるヒントやコツになることをお伝えします。

 

 

 

今回のテーマはいいフォームのピッチャーでもなぜ肩肘を痛めてしまうのかです。

 

 

 

このような疑問を持たれている方はいらっしゃるのではないでしょうか。

 

 

 

メジャーリーグで活躍している大谷選手や、田中将大投手など有名なピッチャーでも肩肘をケガしてしまいます。

 

 

 

そんな有名な選手でも、フォームや体の使い方が原因の場合ももちろんあると思います。

 

 

 

実は、それ以外の要因もあるんです。

 

 

 

フォーム以外に多くの方の原因になるのが、投げすぎ、負担のかけすぎによる筋肉の疲労です。

 

 

 

「なんだそんなことか!」って思いましたか?

 

 

 

しかし、この原因の流れを理解すればよいフォームの選手が肩肘を痛めるリスクを減らすことができます。

 

 

 

投げ方に課題のある方も、この流れを知ることで肩ひじを痛めるリスクを減らすことができます。

 

 

 

是非お役立ていただきたいです。

 

 

 

なぜ筋肉の疲労が肩肘を痛めるリスクを生むのか

 

 

投げすぎ、登板間隔が短いなど様々な理由から、筋疲労が強くなると「筋出力低下」つまり力が入りにくくなります。

 

 

 

この出力低下とは、今ある力が100だとすると、50%くらいしか使えなくなるということです。

 

 

 

じゃあ50%の力で投げるのかといえばそうではなくて、他の筋肉が120%の力を出して、残りの50%分をカバーしようとするんです。

 

 

 

身体には自然に補い合う性質が備わっています。

 

 

 

ただ、その力が入りにくい状態で沢山投げ続けてしまうと、周りの頑張っている筋肉が追い付かなくなります。

 

 

 

そうすると関節の不安定性というのが起こります。肩関節が安定せずグラグラした状態です。

 

 

 

関節は安定するから力も出るし、動きもよくなるんです。

 

 

 

ドアノブと蝶番の部分のイメージをしてみて下さい。

 

 

 

蝶番のねじが緩んでいたら、扉を開けようとするとドアノブがガタガタして扉の動きは悪くなるし、扉が開かない場合もありますよね。

 

 

 

肩の筋肉が安定しているから肩関節がスムーズに動くんです。

 

 

 

筋肉が不安定になると、軟骨や靱帯もダメージを受けて、また筋疲労にもつながります。

 

 

 

治りにくい野球肩の特徴である、ルーズさ(肩の緩さ)を引き出してしまいます。

 

 

 

筋疲労→出力低下→関節不安定→筋疲労

 

 

 

そしてこの悪循環を生みだしてしまい、投げ方が良くても肩肘を壊す原因になってしまいます。

 

 

 

どうすればこの悪循環を防ぐことができるのか

 

 

まずは筋疲労や出力の低下を改善することです。

 

 

軽度の場合では体を休めてあげる、動かさない日を作ることで回復することができます。

 

 

 

このループを何回か繰り返している人は治療院等で出力の低下を回復させてあげる必要があります。

 

 

 

私の意見では、筋出力が落ちているということは、筋肉と神経のつながりを促通させてあげる治療方法が有効です。

 

 

 

痛みでお悩みの方、予防したい方はぜひマッサージやストレッチをして筋疲労を和らげて、ご自身の投球に活かしてください。

 

 

 

今回の内容も、動画で分かりやすく解説していますのでこちらもご覧ください。

 

 

 

本日も最後までご覧いただきありがとうございました。

 


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