皆さんこんにちは。
京都市北区 円町近くにあります MORIピッチングラボ 代表の森です。
今回も皆様の健康のお役に立つ情報をお伝えして参ります。
今回は、腰痛についてです。
当院には、スポーツをされている患者さんもたくさんいらっしゃいます。
その患者さんからよく相談を受けるのが「腰をひねる時に痛い」というお悩みです。
このブログをご覧のあなたも、腰の痛みにお悩みではないですか?
是非、腰が痛い方、動かしにくい方は今回ご紹介するストレッチを参考になさって下さい。
また、スポーツをされている方はぜひともケアや、万が一のためご覧になって損はない内容だと思います。
腰をひねると痛い腰痛、その原因は?
腰の動きが悪いために痛くなるのでは?と思われる方が多いですが、実はその反対です。
多くの場合は腰が動きすぎていることが原因です。
人間の体の仕組みをみてみると、
腰椎(腰にある骨や関節)は、ほんのわずかしかひねれないのです。
腰がひねられているように見えても、
実際には股関節や背骨など、その他の部分が動くことで腰がひねられている(腰が回る)ように見えます。
これらの股関節、胸椎、胸郭、肋骨あたりの動きが悪くなると、
代わりに腰の関節が頑張って動いてしまいます。
本来わずかしか動かない部分を、無理に動かそうとすることで、結果的に腰が痛くなってしまうんですね。
つまり、腰をひねる時に出る腰の痛みを治すためには、
股関節、胸椎、胸郭の動きを改善することが必要です!
今回はその中でも特に重要な、股関節の外旋(がいせん)・内旋(ないせん)の動きを良くするストレッチを紹介します。
腰痛を改善するための股関節の外旋ストレッチ
股関節を外側にひねるストレッチを行います。
まずは写真のように足をクロスさせます。
※股関節が硬い方はきついかもしれませんのでできる範囲で行ってください。
右足が上になっている場合は左腕で、逆の場合は右腕で膝を抱えるようにします。
反対の手も添えて、上にある方の足を抱きかかえるようにします。
背筋を伸ばして、膝を自分のお腹の方に近づけていきます。
お尻がビリビリと伸びるのがわかると思います。
この姿勢で15~20秒ほど伸ばします。
身体が硬い方は無理のない範囲で背筋をしっかり伸ばすことを意識しましょう。
まだ余裕のある方は、立てている足の方向に上半身をひねるようにして、
上半身と下半身を反対方向に引っ張り合うようにさらにひねるとより効果的です。
今度は足を組み替えて反対側も同じようにやってみましょう!
両方行うことでどちらが硬いかもわかると思います。
スポーツをしている方は特に動きの左右差があまりに大きくなってしまうと、
次のケガに繋がったり、パフォーマンスの低下につながります。
なるべく左右差が出ないように、両方バランスよくストレッチを行ってください。
股関節の内旋のストレッチ
膝を90度くらい曲げて座り、片方の足首あたりを反対の膝の上に乗せます。
立てている膝を内側に倒します。
この時、無理にギューっと抑えるのではなく、上の足の重みを利用して倒してください。
硬い人はすぐお尻が浮きそうになるかと思いますが、
お尻が床から浮くと股関節があまり伸びなくなってしまうので、浮かないように意識しましょう。
しっかり伸ばせると、お尻、股関節の奥の方が伸びる感じがわかると思います。
15~20秒伸ばしましょう。
反対側も同じようにストレッチを行います。
左右差が大きい場合は左右差がなくなるように心がけてストレッチを行いましょう!
いかがでしたか?
股関節の外旋内旋がしやすくなると、腰の負担を減らすことができます。
これは、野球、テニス、ゴルフなど腰を回旋させるスポーツをされている方や、
慢性的な腰痛でお悩みの方にもおすすめのストレッチです。
是非お試しください!!
今回の内容も、分かりやすく実際にストレッチを行って説明していますのでこちらもご覧ください!
本日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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