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みなさんこんにちは。

 

京都市北区にあります MORIピッチングラボ代表の 森洋人です。

 

 

今回は「野球肘を治すためにインナーマッスルは必要なのか?」ということについてお話していきます。

 

 

このての質問は非常に多いです。

 

 

野球をされている方であれば「肩のインナーマッスル」というのはよく耳にするのではないでしょうか。

 

 

今回は治療家の立場である私の考えやその必要性についてお話します。

 

 

 

インナーマッスルとは

 

 

インナーマッスルは、身体の深いところに位置する筋肉の総称で、肩、股関節、体幹など様々な場所にインナーマッスルはあります。

 

 

肩の場合は、棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋という筋肉から構成されています。

 

 

これらは骨に近い筋肉で、下の図のように体の表面の筋肉を取り除くと骨に着いているのがわかります。

 

 

 

 

肩のインナーマッスルは肩関節を安定させる役割があります。

 

 

インナーマッスルをお家の土台と見立てます。

 

 

 

このインナーマッスルが弱いと建物に見立てた筋肉に影響します。

 

つまりインナーマッスルが弱いと、筋肉がついても上手く機能しないという考え方です。

 

 

インナーマッスルが必要な理由

 

 

なぜ治療においてインナーマッスルが必要かというと、投球を繰り返せば繰り返すほどインナーマッスルの筋力が弱くなったというデータがあるからです。

 

 

実際に肩を痛めた選手のインナーマッスルも弱くなっています。

 

 

なのでこの筋肉(インナーマッスル)が復活すれば肩の痛みが治る、というのが一般的な考え方になっています。

 

 

論文やデータを見ても、

 

 

筋肉が痩せ細る → 筋肉が元に戻る → 野球肩が治った

 

 

という研究報告もあります。

 

 

このようなデータがあるので1つの根拠としては十分にあると思います。

 

 

 

インナーマッスルトレーニングとパフォーマンスの関係性

 

 

ただ、一方でインナーマッスルトレーニングがどれだけパフォーマンス(例えば球速)を上げるというのは不明です。

 

 

インナーマッスルトレーニングというのは本来パフォーマンスを上げるためのトレーニングではなく、関節の機能を正常に保つコンディショニングのトレーニングなのです。

 

 

トレーニングを行う中でアウターマッスルとインナーマッスルは一緒に使うものです。

 

 

なので特別にインナーマッスルだでけを鍛えなくても強くなります。

 

 

なのでパフォーマンスを上げるためにインナーマッスルを鍛えるのはちょっと違うではないかな、と思います。

 

 

私はリハビリや治療の一環としてインナーマッスルトレーニングを用いる、と考えています。

 

 

 

インナーマッスルを鍛えても肩の痛みが治らない理由

 

先程、リハビリの一環としてインナーマッスルトレーニングをおこなう、とお話しました。

 

ところが実際にはインナーマッスルを鍛えても良くなならい肩の痛み、野球肩も存在します。

 

その理由について少し解説したいと思います。

1.インナーマッスルの筋出力が低下している

 

まず、そもそも筋出力が著しく低下していてトレーニングをしてもその効果が出ない場合です。

 

筋出力が低下しているというのは100%ある筋肉を100%使えていない状態。

 

疲労や疲れによって40%や50%しか力を発揮できないこともあります。

 

この状態でたくさんトレーニングを行うとさらに出力が落ちてしまうケースも。

 

なのでまずは筋肉をしっかりと回復させてあげることが大切です。

 

 

2. メカニクスストレスが改善されていない

 

簡単に言うと、痛みが出やすい体の使い方になってないか?ということです。

 

筋肉の状態が回復しても、負担のかかりやすい体の使い方になっていては何度も同じ損傷を繰り返します。

 

 

3.十分な可動域が出ていない

 

例えば、ボールを投げるときの肩関節の重要な可動域に「外旋」という動作になります。

 

いわゆる肩が「しなる」ような動きです。

 

この外旋の動きは肩の関節だけではなく肩甲骨・胸郭・股関節など色々な部分が連動して、その動きを作っています。

 

なので肩以外の関節が固くなることで、相対的に外旋の動きが悪くなることもあります。

 

この場合は、肩甲骨・胸郭・股関節などの関節も含めた可動域の改善も必要です。

 

まとめ

 

1.筋肉を休め、出力を上げる

 

2.体の使い方や投げ方を見直す

 

3.肩関節だけでなく連動する部分の可動域をあげる

 

このようにインナーマッスルだけに注目しすぎず、色々な角度からアプローチしてみてください。

 

ブログの内容は動画でもご覧にいただけます↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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