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皆さんこんにちは!

京都市北区にあります MORIピッチングラボ 代表の森です。

 

今回も野球のピッチングにおけるヒントやコツになることをお伝えします。

 

今回のテーマは「腕が自然に振られるようになる練習方法」です。

 

野球の現場ではよく「腕が自然に振られるように感じた」、「力をそんなに入れてないのにボールがキレ良くいくようになった」

 

バッターであれば「バットが自然に出るようになったとか」「インパクトの時にそんなに力を入れてないのにボールがよく跳ぶようになった」ということをよく聞きます。

 

 

ピッチングで自然に腕やバットが振られる理由

 

全身の力が連動して動くことができると、腕が振られる、バットが勝手に出るという体の使い方ができるようになります。

 

具体的に言うと、下半身や体幹をうまく使って上半身の力を抜いて投げることができれば、このような体の使い方になります。

 

極端な例えですが、腕の力は2割、残りは体幹や下半身の力で投げると、肩肘への負担も少なく軽く投げているのに勝手に振られる、ボールに勢いが出るようになります。

 

腕が振られるというのを実際に体感していただきたいので、そのやり方をまずはご説明します。

 

両足は肩幅より少し広めにして軽く曲げ、腕の勢いを使って腕を振ります。(下写真)

 

 

 

 

 

 

 

 

これは腕の力で腕を振っている状態です。

 

今度は腕を振って、腕が後ろに行ったときにお腹や足の力でグッと踏ん張ってみて下さい。

 

腕が後ろに行ったときにお腹や足に力を入れることで、腕がバネのように戻ってきます。

 

これは腕を振っているというよりも、下半身、体幹の力で腕を振っている状態です。

 

これが、腕が振られる感覚です。

 

 

 

 

 

 

 

 

これを投球に落とし込んでみましょう。

 

肩肘を90度に曲げて腕を写真のように振ります。

 

次は、腕が後ろに行ったときに、お腹や足の力をグッと入れます。すると、腕は自然に戻ってきます。

 

実際のピッチングに近づけるために、次はおへそと肘の距離を広げます。

 

 

これは「胸郭を使う」とも言います。

 

腕が後ろに引かれる時に胸を開いて、肘とおへその距離を遠くします。

 

注意すべき点は「胸を開くことが目的ではない」ということです。

 

胸を開くことに気を取られていると、腕が遅れ、肩肘を痛める原因になります。

 

これができるようになると、上半身に力をそんなに入れなくても、スナップと体の連動だけで鋭いボールが投げれるようになります。

 

これは、お腹の力を使った、遠心性収縮の練習方法です。

 

 

まとめ

 

今回は腕を振るのではなく、腕が振られることについてご紹介しました。

 

今回は練習方法を主にご紹介しましたので、ぜひ試してみて下さいね!

 

今回は特に練習法などをお伝えしていますので動画の方がわかりやすいと思います。

 

ぜひ動画も参考になさってください。

 

 


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