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皆さんこんにちは。

 

京都市北区 円町近くにあります MORIピッチングラボ 代表の森です。

 

 

 

今回も野球のピッチングにおけるヒントやコツになることをお伝えします。

 

 

 

今回は良くご質問をいただきました、投球時の骨盤の回転は横なのか縦なのかということについてお話します。

 

 

 

 

あくまでも私個人の考えなので、参考にしていただければと思います。

 

 

 

投球時の骨盤は横回転?縦回転?

 

 

 

こちらの絵をご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは異なる4種類の投げ方で、左から順番にアンダースロー、サイドスロー、スリークォーター、オーバースローという感じです。

 

 

 

私の考える「骨盤の回転」とは、脊柱軸(背骨の軸)に対しての回転であると考えています。

 

 

 

右から2番目、スリークォーターではわかりやすいですが、

 

 

 

アンダースローでもオーバースローでも、結局はすべて背骨に対して骨盤は90度、垂直になります。

 

 

 

つまり、どんな投げ方をしようと骨盤は背骨に対して「横回転」をすることになります。

 

 

 

しかし、投げる動作は横回転だけでは無理なんです。

 

 

 

 

必ず骨盤は回旋+屈伸という動きがどちらも必要です。

 

 

 

 

骨盤の回旋 → 横の動き

 

 

骨盤の屈伸 → 縦の動き(股関節を中心とした)

 

 

 

この両方の動作が合わさることで投球ができるんです。

 

 

 

ですので、「横回転も縦回転もどちらも必要」というのが答えになります。

 

 

 

投球動作の前半部分では、投球方向を向くために骨盤が横回転をします。

 

 

 

 

投球動作の後半部分では、骨盤が縦回転、正確には股関節の屈伸、前に倒れる運動が入ってきます。

 

 

 

 

 

感覚をつかむための練習

 

 

 

横回転、つまり骨盤を回旋させる動作は、股関節に支点を置く練習がおススメです。

 

「股関節の支点」で投げるピッチング練習法(野球のバッティングにも活用可)

 

 

 

 

縦回転、つまり骨盤(股関節)の屈伸のは、床の反力を使ったブレーキの練習がおススメです。

 

球速アップのコツは「下半身のてこ」を使ったピッチング

 

 

 

それぞれ参考にしてみてください。

 

 

 

 

注意していただきたいこと

 

 

 

縦回転をするというイメージを強く持ってしまうと、骨盤の回旋が早く起こってしまいます。

 

 

 

 

骨盤(股関節)の屈伸は投球動作の後半部分で起こることなので、意識しすぎてしまうことで早いうちから縦回転になろうとしてしまうんです。

 

 

 

 

早く投球方向に骨盤を向けて縦回転を使おうとして、開きが早くなりやすくなってしまうので注意が必要です。

 

 

 

 

これは一つの考え方としてぜひ参考になさって下さい。

 

 

 

 

今回の内容も動画で説明しています。ニュアンスなどは動画の方がわかりやすいと思いますので、

 

 

 

 

動画を見てより理解を深めていただければと思います。

 

 

 

 

 

本日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 


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